老後は2000万円足りないのか?給料があがらない人生100年時代、老後への備えはいつから始める?

老後資金 投資
給料が上がらない時代、老後への備えはどうする?

老後2000万円足りない?資産形成はどうする?

昨年、金融庁が高齢化社会における資産形成に関し、世帯あたりの老後2000万円不足する可能性があると報告し、話題になりました。

実支出の平均月額が約26万円であるのに対し、年金などから得る高齢夫婦世帯の収入は約21万円となっており、
その差額の月額5万円、年間あたり60万円の赤字は貯蓄などから補填する必要がある、
というのがこの報告書の趣旨となります。

この報告書に対し、政府は公式な報告書ではない、としましたが、
実際に赤字が2000万円となるならば、老後の生活はかなり苦しいものになると推測されます。

では実際のところ、2000万円はたりないのでしょうか?

この不安を解消するために年金額をシミュレーションしてみました。

年金はいくらもらえるのかシミュレーションしてみる

シミュレーションできるサイトがいくつかありますが、こちらでは三井住友銀行のシミュレーションを使ってみます。

年金シミュレーション結果の例1(共働き)

男性40歳、配偶者37歳のいずれも会社員共働き世帯として条件を設定します。
世帯主の年収600万円、配偶者の年収300万円、いずれもねんきん定期便がなく、60歳定年としてシミュレーションします。

このケースの場合、2人とも65歳以上になった場合の、年金支給額は2人合わせると28.4万円/月 です。
 世帯主 16.6万円(内訳:老齢基礎年金6.4万円+老齢厚生年金10.2万円)
 配偶者 11.8万円(内訳:老齢基礎年金6.4万円+老齢厚生年金5.4万円)

年金シミュレーション結果の例2(妻が専業主婦)

同じく男性40歳、配偶者37歳の妻が専業主婦の場合で条件を設定します。妻の収入はゼロとし、それ以外の条件は例1と同一とします。

このケースの場合、2人とも65歳以上になった場合の、年金支給額は2人合わせると23万円/月 です。
 世帯主 16.6万円(内訳:老齢基礎年金6.4万円+老齢厚生年金10.2万円)
 配偶者 6.4万円(内訳:老齢基礎年金6.4万円+老齢厚生年金0万円)

金融庁で発表された実支出平均額26万円に対し、共働きだと2.4万円ほど余裕があり、専業主婦世帯ですと3万円の赤字になることがわかります。

ゆとりのある老後に必要な金額は月35万円?

三井住友銀行のシミュレーションには、
老後生活費の一般的な平均額は28万円、
ゆとりのある生活費は35万円

と記載があります。

実際には現役時代に月35万円に近い消費を行っている方が多いのではないのでしょうか。
また、住宅ローンが年金支給年齢時点で住宅ローンが残っていると、これにローン代が上乗せになり、一気に赤字額が大きくなります。
(金融庁報告書に記載されている老後実生活費26万円には、住宅ローンが完済している前提となっています。)

定年後、年金生活になり、急に消費支出を抑えて、節約することができるか、
節約できない場合、貯蓄から取り崩しできるほど退職金がもらえるのか、調べてみるのもいいかもしれません。

老後年金2000万円は実際に不足しているのか、ご自身の属性に合わせてしにゅレーションを実際にしてみることをお勧めします。

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